ALSになった母とわたし

はじめまして。 母が2019年ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されました。 同居しています。性別は女性。24歳。無職。 そんな私が見ている世界。感じている今。 ノンフィクションでリアルな生活を書いていきます。 よろしくお願いします。

失恋

 

 

 

こんばんは

 

 

昨日失恋したばかり

突然でした

会う事はできず

電話する事も話し合うことすらできず

一方的に別れる事は譲れないと

別れを告げられた

 

 

 

 

理由は私にあるのか?

 

 

 

 

そう思うだろう。

 

 

ただ、実際は

彼が勝手に考えを決めつけ苦しくなった

その我慢の限界がきてどうしようも

なくなったから。

 

 

責任感が強く自分でストレスを溜め込む

 

 

前の私もそうだった。

 

 

一人暮らしだし

話を聞いていた感じ

周りの友達、同僚、家族に

私の話をしていたとも考え難い

 

 

余計溜め込む

 

1人の考えなんて

広がらなければ

考えれば考えるほど

それだけしか見えなくなる

 

 

 

 

そうでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

別れてよかった

 

そう思ってるだろうか?

 

 

話すこともなく別れたから

全く理解してあげられない

もうする必要もない

 

 

 

 

私は

混乱していて

今まで2年7か月以上

長かった。

あっという間だった。

思い出を思い出してしまうと

もうあの人と会うこともないのかと

声を聞くこともできないのかと

ただただ泣いて過ごしている

 

時を戻せられるなら

あの人に会う前に戻したい

 

 

ね、私との時間無駄だったんだよね?

 

 

私と付き合っていなかったら

もっと幸せになっていましたか??

 

 

 

 

最後に

幸せな時間でした

といった彼は罪な男だと思った

 

 

これから付き合っていても

無駄な時間だと言われた。

 

お互いのため。

 

 

いいや、

勝手に私までいれるな。

私がいつそう言ったか。

 

 

養え、支えろ、覚悟を持て

私は言ったこともなければ考えたこともない

 

勝手に彼が考えて

自分で首を絞めている

 

 

 

私だけの話ではない

 

会社でも周りの人との関係もそう

 

 

 

それは彼の考え方が

変わるまでは変わらない

 

 

 

 

付き合っている時間

自分のやりたいことを我慢していたらしい

 

しかし、私からしたら

それも勝手だと思う

 

休日、平日すら

機内モードにして

通知を完全にオフ。

 

それはやりたいことを我慢してとは

言わない。

私の方が彼と連絡とりたくても

できなかったのだから。

 

2年目からは会う回数も減り

誘うのも大抵私からだった。

それも月に1回もない。

 

彼の中では

早い段階で

自分で自分の首を絞めていた

それで私を嫌いになろうと

しながらも言えなかった。言わなかった。

 

 

 

 

理由は私にもある

 

彼には

彼から話をしないと

気づいていると

伝えていた。

 

だから頻繁に話をしてねと。

 

聞き出し方が悪かったんだろうね。

 

 

 

 

ごめんね。

 

最後の最後まで

 

支えてあげられなくて

 

 

 

 

けど、支えるというのは

何かしなければいけないとは思わない

 

 

ただあなたがいて

声が聞けたり連絡できたり

会える触れられる

存在だけでいい

 

一緒にいて気楽で

声を聞くと安心する

疲れが溜まって笑うことを忘れた日も

自然と笑ってしまう

 

 

私はそれだけで

素晴らしい

とてもありがたい存在だった

 

 

 

そういうものでしょ?

 

今の時代

入籍しない人もいる

 

私は結婚して子どもが産みたい

 

そう思っていたけど

 

別れを告げられた5月

 

その考えはなくなった。

 

なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーだこーだと書いてもがいても

彼とは終わったのだ。

 

 

今の私は過去の全て。

彼がいてこその考え。

 

彼と付き合っていなければ

知らなかったこと気づかなかったこと

 

 

 

幸せとは自分が決めるんだ

 

お金持ちだから幸せというわけじゃない

高学歴だから幸せになれるわけじゃない

高学歴高収入高身長

そんなのは昭和の考え

 

貧乏でも高卒でも中卒だって

今はみんな平等に幸せは手にできる

 

会いたい人に会えたら幸せ

 

高級じゃなくても

ご飯が食べられたら幸せ

 

 

 

私は彼からたくさんのことを学んだ

 

遠距離であった回数を足しても

100日にならないかもしれない

だけど、とても濃かった

だからあっという間に過ぎたのだ

思い出もたくさん

楽しかった

無駄だとは思わない

ありがたいことだ

 

とても幸せだ